2018-03-22 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
一、診療報酬本体プラス〇・五五%、二、薬価など、薬価マイナス一・六五%、二、材料価格〇・〇九%マイナス。 ということは、診療報酬のプラスになるもの、つまり価格を上げる方向が〇・五五%で、下げる方が合わせますと一・七四%。ということは、トータルすると医療費は下がったと理解していいんでしょうか。
一、診療報酬本体プラス〇・五五%、二、薬価など、薬価マイナス一・六五%、二、材料価格〇・〇九%マイナス。 ということは、診療報酬のプラスになるもの、つまり価格を上げる方向が〇・五五%で、下げる方が合わせますと一・七四%。ということは、トータルすると医療費は下がったと理解していいんでしょうか。
最初に前回のちょっと続きを一問したいんですが、財政審の建議が、薬価マイナス改定分の診療報酬本体への振替をフィクションだと言っていることについて、私が、これはもう一九七二年の中医協建議のときから言ってきたことだし国会でも歴代の厚生大臣はそう答弁していますと言ったらば、財務副大臣は、これはあくまでもその時点における要求官庁や諮問機関の意見が述べられたものにすぎないと答弁されました。
今回の建議では、薬価マイナス改定分の診療報酬本体部分への振替を合理性がないとかフィクションだとか言っているわけですね。こういう指摘初めてです。この振替というのは、これは一九七二年の中医協建議以来、国会の審議でも歴代の厚生大臣もこれは認める答弁をしてきています。 これはどうしてフィクションなんですか。財政審建議こそフィクションじゃないですか。
これを見た卸問屋なりメーカーのプロパーが、薬価マイナス何%と言って入札をするわけです。この入札については、去年やりました。それはそれでいいのですけれども、実に微妙なことを――最初に公取のお話を聞きましたが、公取が一生懸命カルテルだとかやみだとか言って調査をしている間に、こういう利口なことを考えてきたのです。
だから医療担当者の利益というものは、薬価基準の薬価マイナス現実の購入価格ということにならざるを得なくなってくる。これはお認めになりますね。どうでしょう。